ギャルゲレビュー表。ちゃくちゃくと更新されていきます。
これまでプレイしてきた作品のうち、レビューできるものを紹介します。
事細かに数値化するのは嫌いなのでおおざっぱな評価になりますが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
あと、あくまでもこれは個人の評価ですので、この評価に納得がいかない!といちゃもんつけられても困りますので…
そのへん、ご理解のほどよろしくお願いします。
評価の見方
おススメ度 | 満足度 | |
4.5~ | ★★★★★ | ★★★★★ |
胸を張って万人におススメできる作品。個人的にぜひいろんな人と対談して理解を深め合いたいと思う作品がここに入る。 | 響いた中でも特に出逢えてよかったと感じる作品が入る。私の人生観に強い影響を与えた”特別好き”クラス。 | |
4.0~4.4 | ★★★★ | ★★★★ |
大体の人におススメできるだろうという作品。これも対談を望むような作品ばかりだが、優先度は低めというくらい。 | 響いた中では少し控えめな作品が入る。物語は気に入ったが個人的にもう一歩何かが足りない…でも十分に満足はしているよ、という感じ。 | |
3.0~3.9 | ★★★ | ★★★ |
人によっては好きなんじゃないかなという感じだが、少なくとも私には合わなかったよというくらい。やるなら自己責任で。 | 良い作品だとは思ったけど個人的に今一歩上手くハマらなかった級。ここまではまだ満足いっている方です。 | |
2.0~2.9 | ★★ | ★★ |
まず人におススメすることはない枠。好きな人は好きなんだろうが、その感性が個人的に理解しづらい作品が主にここに入る。 | 最低限私がエ口ゲに求める要素がクリアできているレベル。あくまで最低限なので程度はお察しだが、楽しめたところもあったよ、くらい。 | |
~1.9 | ★ | ★ |
やる価値皆無の作品。DVDはカラス除けにでも使ったらいいんじゃないですかね。 | 時間とお金をかけたこと自体がもう後悔。批判点が多すぎて逆にあきれるレベル。 | |
ってなわけでさっそく。
*満足度順になってます。
★★★★★級
管理人の人生観に影響を与えた問題作たち。
満足度 ★★★★★(5.0)
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おススメ度 ★★★★★(4.9)
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ささやかな恋、はじまります
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はつゆきさくら
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満足度 ★★★★★(4.9)
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おススメ度 ★★★★★(5.0)
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初雪から桜まで。卒業おめでとう
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真冬に打ちひしがれた子羊たちの成長物語。エ口ゲ初心者にもとっかかりやすい優しい作風でありながら、ヒロインたちと主人公との間で交錯する独特な恋愛観には熟練者としても考察の腕が試される、これぞまさしく万人受けする作品。私のエ口ゲデビュー作にして、一番深く考察を繰り広げてきた作品です。考察記事(進行中)→あなたにとっての卒業とは? 『はつゆきさくら』レビュー&考察の前説 - 白黒部屋のねこたまご
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満足度 ★★★★★(4.9)
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おススメ度 ★★★★★(4.8)
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書き換えることができるだろうか。彼女のその、運命を
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Rewriteは哲学、と言うが、Keyお決まりの一言文句でこの作品は言い表せない…と思いきや一周まわってやはり哲学な作品。一週目で理解するにはかなり難解な世界観ですが、理解できればラストルートのコタさんに胸がいっぱいになることでしょう。時間をかけてでも周回する価値は十分にあると思います。KEYの中では嫌われものですけど…
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猫撫ディストーション
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満足度 ★★★★★(4.8)
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おススメ度 ★★★★★(4.5)
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家族は揺らがない
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色濃い哲学要素から物理学まで、多彩な”特殊”で埋め尽くされた問題作。理解できるか否かの前に、とんでもない情報量の応酬に魅力を感じられるかどうかがポイントで、うまくハマってしまう人は思考方式をまるごと変えられてしまうかもという危険性を孕んだドラッグ的な作風になっています。私はその被害者のひとりです。
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魔女こいにっき
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満足度 ★★★★★(4.7)
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おススメ度 ★★★★★(4.5)
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ひとめぼれより永遠を。どうか日記に残せたら…
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「物語とは何か」という途方もないテーマのもとで紡がれたシナリオに、自分自身どこか救われたような気分になった覚えのある作品。物語はどうあるべきなのか。物語は何を残してくれるのか。自分なりに考えを持った上で本作をプレイしてみると、きっと本作で描かれている物語観に感動することでしょう。名状しがたい読後感に、今でももやもやしています(良い意味で)。
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満足度 ★★★★★(4.6)
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おススメ度 ★★★★★(4.6)
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僕たちはひとつの群れになる。群れはお互いを守るためのものなんだ
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男の娘モノの代表作。異論は認めない。公式の人気投票で数あるヒロインを足蹴に一位を飾っちゃう男の娘ってどうなの、って思うかもしれないけどそりゃそうだよ可愛いんだもん(思考停止)。OPテーマの「絆」が本作を象徴する言葉で、彼女たちの打算的で絶対的な絆にはいつ見ても憧憬の念を抱いてしまいます。何度も言うけど男の娘はほんとにいいよ。
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ギャングスタ・リパブリカ
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満足度 ★★★★★(4.5)
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おススメ度 ★★★★(4.4)
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誰も溺れないように
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悪に集った少年少女たちの救済物語。本作のテーマである「悪」に本当の意味で共感を示せる人ほどどっぷりハマっちゃう作品で、これもまたドラッグ的な面白さに溢れているのです。”ヒロインを理解すること”がメインとなる異色なシナリオ構成になっているので、萌え目当てで見るにはお勧めしません。
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★★★★級
本当はもっと長くレビューしたい作品たち。
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金色ラブリッチェ
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満足度 ★★★★(4.4)
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おススメ度 ★★★★★(4.6)
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すべての時間が、ゴールデンタイムだから
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金持ちのお嬢様学校で繰り広げられるドタバタコメディ劇。キャラゲーよりの作風だが、何より私が気に入った点はこの物語の主題───”カッコつける生き様”にある。一見バカみたいな価値観に思えるかもしれないけど、私にとってはこのテーマを取り挙げてくれただけで至上の価値がある作品なのです。なもんでシナリオ自体には色々不満があったりするのですが…
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ナツユメナギサ
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満足度 ★★★★(4.4)
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おススメ度 ★★★★★(4.5)
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君といる夏。君がいない夏。君がいた夏。
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停滞に溺れたロビンソン達の救済物語。鬱ゲーと称されることが多いようだけど、実際そんなことはなく寂寥感に付随してくる暖かな幸福感が魅力な幸福ゲーが実態になっています。根幹のテーマははつゆきさくらと似たところがあり、並べて見てみるとより物語の深みにハマっちゃうかもです。
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和香様の座する世界
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満足度 ★★★★★(4.4)
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おススメ度 ★★★★★(4.4)
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今の世も、お前も、存分に愉しもう
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現代によみがえった最強無敵の神様姉妹と過ごすADV。魑魅魍魎が跋扈するダークな世界観ではあるが、このバランスブレイカーな強さを誇る神様姉妹のおかげですべてがギャグになる、というあっけなさが売りの本作、そのギャグがあまりにもテンポが良く、痛快で、とても面白い。非の打ち所がないとはまさにこのことかと思います。
一方でこの高尚な世界観で紡がれるストーリーのラストはかなり難関な内容。理解しようとすれば、積極的な考察や日本の神に対する知識は必須。ギャグも楽しめ、考察も楽しめる、エロゲの良さを存分に活かした屈指の神ゲーです。
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ハロー・レディ!
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満足度 ★★★★(4.4)
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おススメ度 ★★★★(4.2)
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輝ける少女たちへ
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有為転変の世界という舞台上でスポットライトを浴びれるのは、選ばれたほんの一握りの主役だけ。端役は隅で踊るだけなのか?主役の邪魔にならぬよう密かに捌けるだけなのか? 主人公、成田真理はそれを許さない。”人間の意志”を誰よりも信じる彼やヒロインたちの奏でる人間賛歌は、大波乱のストーリー展開に乗って強烈なメッセージを寄こしてきます。
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景の海のアペイリア
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満足度 ★★★★★(4.3)
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おススメ度 ★★★★★(4.2)
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可能性が可能性に干渉し、別の可能性を作る
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近未来で繰り広げられる科学冒険ファンタジー。ある意味で設定特化な作品で、世界観や論理展開はとても濃厚に練られており、理論において一切の妥協は見られないものの、逆に言えばそれ以上のものはない、という感じ。しかしエ口ゲならではのギャグがシュールすぎて、終始面白おかしくプレイできた作品でした。
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満足度 ★★★★(4.2)
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おススメ度 ★★★★★(4.6)
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この青春を、駆け抜けろ
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ひとりじゃ辛いからふたつの手を繋いだ。ふたりじゃ寂しいから輪になって手を繋いだ。そんな優しい友情の物語…ではなく、これは過酷に打ち勝つための強さを求めた少年たちの成長物語。ラストルートであるRefrainはリトルバスターズのメンバーたちの”友情”という言葉では物足りない命を懸けた関係性に何度も泣いてしまう場面が。
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満足度 ★★★★(4.2)
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おススメ度 ★★★★★(4.5)
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眩しさだけは、忘れなかった
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眩しかったあの頃を失った、その憔悴しきっている心に響く、KEY渾身のノスタルジック作品。世界観も難しくなく、修羅場な重々しい展開もほとんどない。ただ懐かしいという郷愁に襲われるだけのゆったりめな物語。物語に対してこだわりがない人ほど響きやすい作品かもしれません。
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むすめーかー
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満足度 ★★★★(4.2)
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おススメ度 ★★★★(4.3)
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切なくても歪んでいても つながる絆がここに、ある
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娘(成人)を調教するADV。タイトルやイラストからもその大まかな作風がわかる通り、ロリコン野郎ども向けのエロゲ……と思いきや、むしろそういう人たちほど向かない、ひどく凄惨で心がえぐられる闇深き作品でした。ネタバレになるので詳細は語れませんが、この闇深きシナリオがこの作品の肝と言っていいくらい面白いです。Trueルートと思わしきエピソードのラストにはただただ圧巻されました。
ただロリを味わい尽くしたいという人はヒロインの個別ルートには一切入らず、娘育成シミュレーションだけ楽しみ、娘との結婚ENDを目指せばいいと思います。
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キサラギGOLD☆STAR
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満足度 ★★★★(4.2)
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おススメ度 ★★★★(4.1)
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本当にたどり着きたいと願った場所は、変わっていないはずだから
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いつも一緒の仲良し6人組が織りなす青春イチャラブゲー!……の一方で、時に残酷な一面をのぞかせる「夢」がテーマとなった青春ドラマ作品。劇中歌である「狼男が恋をした」の中毒性も凄まじいことこの上ない印象。ぎゃおぎゃお~!
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‘&’―空の向こうで咲きますように―
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満足度 ★★★★(4.1)
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おススメ度 ★★★★(4.4)
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あの日の約束を忘れない
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魔法の道具をめぐる『冒険』の物語。春木麗という史上まれに見る愛らしきキャラクターを筆頭に、幼馴染たちの古くから続く関係性やこども心にはついついほっこりしちゃいます。どこをとっても十分に楽しめるはずの本作、募る最大の謎はこれが店頭で税抜き3桁で売られていたことに尽きる
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向日葵の教会と長い夏休み
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満足度 ★★★★(4.1)
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おススメ度 ★★★★(4.0)
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変わっていくものがある。変わらないものがある
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フツーに田舎に帰省したフツーの主人公が幼馴染と再会してフツ―に田舎生活を送るだけ。エ口に特化しているわけではないし、良くも悪くも平凡なエ口ゲだな…と思った矢先の、終盤からのこのただならぬエモさは何…!?という作品。 上手く言葉にできないプレイ後のこの余韻は、このような雰囲気ゲーでしか味わえないと思います。
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Re:LieF
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満足度 ★★★★(4.0)
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おススメ度 ★★★★(4.4)
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試してみるんだ、もう一度
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大人になりたての成人たちへ捧げたまた新しい青春作品。萌え要素が一切無い、エ口ゲとしては独特な雰囲気を持つ挑戦的な作風ですが、「再起」という終始一貫したわかりやすいテーマ性や、優しい世界観で紡がれゆく人間ドラマは多くの人の琴線に触れると思います。これを買うとき、色々忘れられない事件がありましてですね…(どうでもいい)
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抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?
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満足度 ★★★★★(4.0)
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おススメ度 ★★★(3.8)
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回避せよ、ドスケベセッ〇スを!
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このふざけたタイトルに騙されてはいけない。抜きゲーを見せかけた生粋の胸熱バトルもの作品である。18禁という縛りの中で売り出しているが、作風は少年漫画そのものである。少年漫画では倫理的にアウトな表現が許されてしまう治外法権たるこのエロゲ界隈で、その少年漫画にある胸熱で誰もが楽しめる盛り上がりを楽しめる、というのがこの作品の面白さである。頭空っぽで見ても面白いが、私はこの作品のTRUEルートの終わり方がとても印象に残っています。
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★★★級
3.7以上とそれ未満とでは大きな壁があるかも……しれない。
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満足度 ★★★(3.9)
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おススメ度 ★★★★(4.4)
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また一人、少女が散る…
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これほどまでに理不尽と言う言葉がしっくりくる内容はないんじゃないかと思うくらい、重い空気の充満した作品。各ヒロインとの接触を重ねていくごとに、現実主義者であった主人公がどのように変化していくのか。特にユースティア編での主人公の言動には胸が痛めつけられることこの上ない。
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Pieces 渡り鳥のソムニウム
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満足度 ★★★(3.9)
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おススメ度 ★★★★(4.2)
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この果ては、君と落ちる微睡みの国
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現代の正統派エロゲ。世界観やシナリオにも力を入れ、女の子の萌えやエロも全面に売り出し、ギャグもアップテンポで面白い。そしてOPの前奏がすんごい綺麗で…()
とにかくエロゲを構成するひとつひとつの要素のレベルが高く、誰がプレイしても満足できる懐の深い作品。続編も出ているようですが、私は買っていません。
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見上げてごらん、夜空の星を
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満足度 ★★★(3.8)
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おススメ度 ★★★★(4.2)
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いつでも。ここから。はじまる
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天体観測ADV。この作品のすごいところは天文の知識やその雄大さを知らずとも、天体観測ってすごい!と思わずにはいられなくなるくらいに凝った演出や人間ドラマにあり、プレイ後はきっと、ふと夜空を見上げてしまっていることでしょう。ひかりと沙夜以外はおまけみたいなもんです。
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満足度 ★★★(3.8)
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おススメ度 ★★★★(4.0)
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私の世界は、優しい嘘で満ちている
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タイトル通り、彼女たちの流儀の物語。鳥羽莉という少女の強さ、異質さ、そして脆さや弱さに、何度も心が揺れ動かされるお話。鳥羽莉という存在の、なんとも形容しがたい壮大な魅力には、未だ的確な言葉を当てられません。実は思い返してみると鳥羽莉より涼月の方が好きなのかもしれないと思うここ最近…
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終わる世界とバースデイ
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満足度 ★★★(3.7)
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おススメ度 ★★★★(4.2)
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あの日、世界が終わるなんて、誰も信じちゃいなかった
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夏の終焉りに向かう終末モノの代表作。ドロドロの狂気思考やひしめくような理不尽で黒々と塗られた世界観は、気分を害するグロシーンは勿論ながら、あろうことか凌辱シーンまで見せつけてくる始末。また感動作としても著名なようで、エピローグ読破後は誕生日に対する考え方が少し変わるかもです。
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11月のアルカディア
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満足度 ★★★(3.7)
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おススメ度 ★★★★(4.1)
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紡いだ絆と引き換えに、俺は未来を盗む
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異能力学園バトルもの。悪役になり切れない善人が必死こいて悪を成そうと試みる、とにかくもどかしい人間臭さがにじみ出る物語。主人公はなんとフルボイスで、その演出がより彼をひとりのキャラクターとして眺めやすくしています。音楽の質も高水準で、主題歌、劇中BGMは全体を通して稀に見る良曲のラインナップでした。
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Hyper→Highspeed
→Genius
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満足度 ★★★(3.7)
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おススメ度 ★★★(3.9)
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世界を変える高速思考
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王道の異能力バトルもの作品。一昔前の作品だからか、能力の内容や世界観は今で言う王道……少し悪く言えばありきたりではあるが、それでもストーリーは普通に楽しめちゃう。メインヒロインの光理がもうね、かわいすぎる(語彙力低下)。しかし攻略キャラが10人もおり、Trueルートに行くまでに9人を攻略しなければならないというのはなかなかに長い道のりすぎた…
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満足度 ★★★(3.6)
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おススメ度 ★★★(3.9)
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二度ともう戻れない魔法にかけられても
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非の打ち所のないギャグ作品。何か(笑いが欲しいという方向で)面白い作品ない?と聞かれたら迷わずこれを挙げます。主人公ならびに取り巻きの連中の童心の強さには憧れさえ覚えてしまうほど。根っからのギャグゲーなんで、徹頭徹尾ギャグとエ口を楽しんでください。
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ひこうき雲の向こう側
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満足度 ★★★(3.6)
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おススメ度 ★★★(3.6)
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これは俺の物語なんかじゃない
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このリストにある中で一番評価に困っている作品。なかなか独特な感性で描かれた恋愛観や美汐瑛莉という少女の奇抜さが人を選びますが、私は彼女の一貫した信念がとても好きでした。彼女の見つけた恋とは何なのかをもうちょい考えながらプレイすれば、この作品の価値に気づいていけるのかな、という予感はするんだけど…
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アマツツミ
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満足度 ★★★(3.5)
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おススメ度 ★★★★(4.0)
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あなたは今、何色ですか
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言葉を操る神の旅物語。慈しみから憎しみまで、あらゆる感情が交錯する本作は、まさしく”人間”というものについて色々と考えさせられます。ネットでは感動ものとして有名なようですが、まだまともに考察していないからか、個人的に合わないのか、どちらかというとエンタメ系な気がします。
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水葬銀貨のイストリア
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満足度 ★★★(3.4)
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おススメ度 ★★★(3.5)
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ハッピーエンドを約束しよう
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幸福の裏に存在する不幸、普段視界に入らない他人の幸せ……そういうものに必然と目がいくようになってしまう、理不尽まみれの物語。ある意味で視野の広がる本作、是非ともお勧めしたいにはしたいけど、許容範囲を優に超えたバグや誤字脱字の多さ、テンポの悪さにはどうしても目をつぶることができなくて…
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神様のような君へ
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満足度 ★★★(3.4)
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おススメ度 ★★★(3.2)
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明日へと続く、君との今。
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キャラゲーに見せかけてシナリオゲー…と思いきや一周回ってやっぱりキャラゲー色の強いエンターテインメント作品。AI技術が当たり前となった世界観を如何様にも行脚できるハッキング技術を持つ主人公、そしてその主人公に慕う理想のアンドロイドと、ご都合主義満点で読みやすいシナリオが売りとなるが、個別ルートに入ってからの雰囲気の変わりようがすさまじい。共通パートからは想像もつかないくらいの重々しくえげつないシナリオが押しかけてきます。ただ、ラストは結局ハッピーエンドで終わるので…一周まわってやっぱりキャラゲーです。
感想記事⇒『神様のような君へ』感想記事
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月に寄り添う乙女の作法
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満足度 ★★★(3.3)
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おススメ度 ★★★(3.7)
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桜小路を陽が照らす
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思ったよりキャラゲー色の強い、あるいは純愛ものの人気作。日常の掛け合いやフランクな文体が面白おかしく、また王道なギャルゲのスタンスを覆したような主人公とヒロイン(ルナ)の特殊な立場関係には特に惹きつけられました。ああ、お優しいルナ様…
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罪ノ光ランデヴー
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満足度 ★★★(3.2)
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おススメ度 ★★★(3.5)
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いけないの、知ってても
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作中に引用されている「赤い蝋燭と人魚」と、真澄あいという少女の願いに色々と熟孝させられた覚えがある作品。田舎娘ってこんなにいやらしいのかと思うくらいエ口さが光る作品ですが、”普通の感性では理解できない”人物が多く、Hシーンの本格さとは裏腹に人を選ぶ物語になっています。
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RIDDLE JOKER
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満足度 ★★★(3.1)
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おススメ度 ★★★(3.7)
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全てを暴け
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偽乳が暴かれたヒロインのお話。物語を読む、という熱烈な視点を外して息抜き程度にやってみればこれはなかなかのもの。好きじゃない子のルートはやらなくても十分楽しめるようにできている親切設計。ただ、いくら視点を変えるにしても相変わらずの会話のテンポの悪さにはどうしても目がいってしまい…
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ソレヨリノ前奏詩
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満足度 ★★★(3.1)
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おススメ度 ★★★(3.5)
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さよならは、きみだけを。
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minoriの作品は総じて、エロにシナリオに萌えにと色々狙いすぎて、渾然一体となっている印象が否めないのだが、この作品も例に漏れず。。。
罪ノ光ランデヴーと比べて胸の脅威()は下がった反面、女の子が可愛くなった印象。ただシナリオに関してはあんまり印象に残っていない。ひとりひとりの女の子の性格が人間としてひん曲がっており、それが面白さのひとつでもあるのだが…うーん…
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いろとりどりのセカイ
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満足度 ★★★(3.0)
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おススメ度 ★★★(3.0)
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悲しいときは手をつなぐ。そういう決まりだ
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君はひとりぼっちじゃない。そんな暖かいメッセージで満ち溢れた物語。真紅という愛らしいキャラクターだけでも手に取る価値は十分にありますが、いかんせん個別ルートがとにかく冗長で退屈極まりない。ただ、真紅ほど愛おしいと思えるヒロインはそうそうお目にかかれないうえ、ラストの深さにも一目置きたいと思うのでギリおススメに
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★★、★級
めっちゃ厳選しているので地雷を踏むことは意外と少なかったり。
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ヒマワリと恋の記憶
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満足度 ★★(2.8)
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おススメ度 ★★(2.6)
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また、君に恋をする
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二度とない青春を過ごすADV。物語は良いのかもしれない。けど製品レベルにも満たない誤字脱字やバグの多さに加え、まるで素人が手を加えたような手抜き演出の数々にはもはや二の句が継げず、これほど”魅せ方”が大切にされていない作品はある意味レアものでした。イラストや音楽関係など、物語の雰囲気にあったものを描いてくれた実力ある製作人に恵まれていたのに、肝心のゲーム性は最低クラスという救えなさっぷり。
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枯れない世界と終わる花
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満足度 ★★(2.0)
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おススメ度 ★★(2.0)
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信じることを、諦めるな
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風光明媚な世界に潜む残酷な条理の物語。シナリオゲーに見せかけて考察するほど深く練られた様子もなく、ラストも感動の押し付けっぷりにとてもイライラした覚えのある作品。あと背景があまりも綺麗すぎてヒロインの立ち絵が張りぼてのように見えたのが悪い意味で印象的だったり。
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Suite Life
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満足度 ★(1.9)
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おススメ度 ★(1.9)
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はじめまして。今日から家族になります
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エモーショナルな雰囲気を感じてパケ買いしたものの、羊頭狗肉の地雷を踏んだ次第となりました。もう、徹頭徹尾面白くないですこの作品。設定もストーリー展開も何もかも雑で、作品全体の意向が何一つ見えてこない。のっけから批判点が枚挙にいとまがないくらいなので、こんなのに8000円近くかけたことを本気で後悔しています。
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*プレイしたすべての作品を載せているわけではありません。正当な評価を下せないものには、あえて沈黙を通す形をとっています。
*また、同じメーカーで同じような感想になるものも表に載せていません(特にゆずソフト)。
*評価基準は更新するにつれ変わっていくので、はじめから載せていた作品の評価も刻一刻と変わっていきます。あしからず。
以上。
上位の作品については、いずれまた別の記事にして語っていきたいなと思ってます。